(公財)日本国際交流センター(JCIE)では、以下の要領で「グローバルファンド日本委員会」の広報担当職員を募集いたします。
日本国際交流センター職員募集要綱
「グローバルファンド日本委員会」広報担当職員
採用人数 1名
雇用形態 任期付き常勤職員
(任期3年、任期に関する条件以外は正職員と同等の扱い)
応募締め切り 2024年2月13日(火)17:00(必着)
(1/15変更: 期限を1月26日から2月13日に延長しました)
グローバルファンド日本委員会について
グローバルファンド日本委員会は、国際機関「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(略称:グローバルファンド、在ジュネーブ)を支援する日本の民間イニシアティブです。世界の三大感染症の流行終息と保健システム強化のための日本の国際的役割強化を目的とし、2004年以来、日本国際交流センターの事業として運営されています。政府、学界、市民社会、経済界などの有識者や、超党派の国会議員の参加を得て、国境を越える三大感染症の脅威とグローバルファンドの役割について理解を促進するとともに、感染症対策における日本の官民双方の国際貢献を促進するための政策対話、アドボカシー、調査研究、意識啓発を行い、日本とグローバルファンドとの連携を促進しています。グローバルファンドは、2000年のG8九州・沖縄サミットの成果として誕生した官民連携基金であり、日本は生みの親の一人です。
尚、同様のグローバルファンド委員会(Friends of the Global Fund) は米国、欧州にもあり、日米欧の委員会でネットワークを形成しています。いずれの委員会も、グローバルファンド事務局と密接に連携しつつ、グローバルファンドからは独立して運営され一切の資金提供を受けていません。
業務内容
グローバルな感染症問題の意識啓発およびグローバルファンドへの理解深化や認知度向上のための広報をリードしていただきます。グローバルファンド日本委員会を担当する他の職員(当センターおよび米国法人日本国際交流センター(JCIE/USA、在ニューヨーク)の職員)との連携のもと、具体的には以下を業務内容とします。
- 広報戦略の立案・実施
- ウェブサイト運営(WordPress使用)、ソーシャルメディア運営 [ウェブサイト] [X(旧ツイッター)] [Facebook]
- メディア対応(メディアへのブリーフィング、プレスリリース作成、メディアリスト管理等)[例1][例2][例3][例4]
- 広報素材の制作:(以下は過去の制作物の例)
- 会合、セミナー、来日プログラム等、グローバルファンド日本委員会の各種イベントの運営 [例1] [例2] [例3]
- グローバルファンド広報部(スイス)や、米国および欧州にある同様のグローバルファンド委員会(Friends of the Global Fund)、海外の助成財団等との広報戦略会議に定期的に参加し、意見交換や情報収集を行うほか、国内のステークホルダー(国会議員事務所、省庁、国際保健関係のNGO/NPO、研究機関)との広報連携を促進
勤務地・勤務時間
(公財)日本国際交流センター
東京都港区赤坂1-1-12明産溜池ビル7階 (最寄り駅:地下鉄 溜池山王、霞が関、国会議事堂前、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ)
9:30~18:00(原則として土日祝日は休み。夏期休暇、年末年始休暇あり)
オフィス勤務と在宅勤務を併用させた勤務体系。フレックス制度導入済み。
勤務開始
2024年3月1日(多少の前後は応相談)
任期
勤務開始より3年間(36ヶ月)
双方の合意により延長または任期なし雇用への切り替えの可能性があります。
待遇
任期に関する条件以外は、正職員と同等の扱いとなります。
- 給与は、学歴、職歴等を勘案し当センター規定に準じて決定(3ヶ月間の試用期間後に本契約)
- 賞与(年2回)、昇給(年1回)、各種社会保険制度完備、退職金制度有り
- 年次有給休暇、慶弔等特別休暇、産前産後休暇、育児休業、介護休業制度有り
- 通勤手当(公共機関の通勤費実費)、住宅手当、扶養家族手当(該当者のみ)有り
応募条件と重視される資質
必須の条件
- 日本国際交流センターの活動主旨に賛同し、国際的な相互理解と日本の国際的役割の強化に深い関心と情熱をもっていること
- 大学卒業以上の学歴を有すること
- 日本語(流暢)およびビジネスレベルの英語力を有すること(目安としてTOEIC820点相当以上)
- デジタル・メディア(ウェブサイトやソーシャルメディア等)を使いこなせること
- Microsoft Office(ワード、エクセル、パワーポイント)をビジネスレベルで使いこなせること(オフィスPCはWindows)
重視される資質
- 低・中所得国の保健医療問題(特に感染症分野)に関心があること(関連分野の大学院で学位を取得または関連分野の職務経験がある方を優遇)
- 広報分野での職務経験(目安:3年程度以上)のある方を優遇
- セミナーや会合等のイベント等の企画・運営の職務経験がある方を歓迎
- モチベーションが高く、自分の仕事にコミットメントがあること
- 明朗活発で、高い対人コミュニケーション力を持っていること
- チームワークで仕事ができること
以上、応募書類と面接をもとに総合的に判断します。
本ポストは、国内外のステークホルダー(主に、国内外のメディア、グローバルファンド広報部、他の国際機関・国際NGO広報部など)と協力しながら業務を遂行していくコーディネーターの役割が求められます。自らの広報戦略のアイディアを具現化していくことに熱意をもってチャレンジできる方が適しています。
応募方法
応募締め切り:2024年2月13日(火)17:00(必着)
以下の書類を電子メールにて送付してください。
① 履歴書
- 様式自由
- 英語運用能力を示す検定を受けている方はその結果・得点を示す証明書(写し可)
- リファレンス・チェックをいたしますので、照会できる方の氏名、役職および連絡先を履歴書の備考欄等にご記入ください。
② 志望理由書
- 様式自由、日本語、A4サイズ1枚
- なぜ日本国際交流センターを志望するのかを明確にご記載ください。
送付先:[email protected] (件名を「職員募集(グローバルファンド日本委員会)」として下さい)
締め切りを待たず随時選考を進めますので、お早めにご応募ください。
選考方法
第一次選考:書類審査 第二次選考:面接及び筆記試験(英文和訳、英作文)
書類選考の結果と面接日程を電子メールでご連絡いたします。
※応募書類は、返却いたしませんのでご了承ください。なお、応募書類は当センターの個人情報保護方針に基づき取り扱います。
チームから一言:
私たちは新型コロナウイルス感染症のパンデミックを通じて感染症の脅威を経験しました。しかし世界ではコロナのもっと以前から存在し、今だ終息していない三大感染症があります。これら感染症、そして収束に尽力するグローバルファンドの国内でのアドボカシーはチャレンジングですが刺激的でもあります。一緒に挑戦しませんか?ご応募をお待ちしています。
日本国際交流センターについて
日本国際交流センター(JCIE)は、民間レベルでの国際的な政策対話と協力を推進する公益法人です。国際社会の安定と発展は、政府による外交のみならず、様々な民間アクターの参画によって強化されるべき公共財であるという信念のもと、地球的視点に立ち国内外の諸課題解決に貢献しています。東京と米国ワシントン・ニューヨークを拠点に、人間の安全保障の視座のもと、外交・安全保障、民主主義の擁護、グローバルヘルス(国際保健)、グローバルな人の移動、女性のエンパワメントなど、多角的なテーマで国際交流や政策対話・政策提言活動を行っています。(組織概要とビジョン・ミッションはこちら)
JCIEでは、人間の安全保障の視座を重視したグローバル課題解決への取り組みの一環で、グローバルヘルス(国際保健)を重点領域の一つとしています。国境を超えて地球規模に広がる感染症に代表されるように、保健医療問題は国際関係に大きく関わり、国際協調に基づく対応が求められています。JCIEは、グローバルヘルス分野における日本の国際的役割の強化のため、民間の立場を活かした政策形成や世論形成への貢献を目指し、官民連携プラットフォームの運営、政策対話、政策提言、情報発信などを行っています。現在、グローバルヘルス分野では、以下の3プログラムを実施しています。
グローバルファンドと三大感染症問題を紹介するビデオ(FGFJ制作)
グローバルファンド日本委員会とは?
ラジオNikkei に取り上げていただきました。
『グローバルファンド』と 国際機関を民間が”応援”する『グローバルファンド日本委員会』とは?
ラジオNikkei 第60回グローバルヘルスカフェ(2023年8月18日放送)
グローバルファンド日本委員会 活動のスナップショット
最近のプロジェクトやイベントをご紹介します。