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グローバルファンド、 気候変動と健康に関する民間資金調達の開始を発表

2025年1月24日
グローバルファンド、 気候変動と健康に関する民間資金調達の開始を発表

グローバルファンドは、世界経済フォーラム年次総会開催中のスイス・ダボスにて、気候危機とそれに伴う健康へのインパクトに地球規模で立ち向かう「気候・健康触媒基金」(The Climate & Health Catalytic Fund) の設置を発表しました。


グローバルファンドによるプレスリリース:2025年1月21日発表

Global Fund Unveils Pioneering Climate and Health Fund to Accelerate Global Action


 

グローバルファンドの仕組みの一部である「触媒基金」の一つとして設置されたこの新たな基金は、気候危機の最も深刻な影響を被る国々の人々の健康を守るため、気候変動に適応するための支援を迅速に届けるとともに、気候危機にも対抗しうるよう保健システムのさらなる強化のために役立てられます。

今回発表された「気候・健康触媒基金」5千万ドルの内訳は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの4千万ドルと、サノフィ社の財団「Foundation S」からの1千万ドルからなり、これを基礎として、気候危機に直面する各国からの要請に応えられるよう、民間セクターにさらなる支援を呼びかけるものです。

気候危機は、社会で最も脆弱な人々により大きな影響を及ぼします。グローバルファンドは、よりリスクの高い国々が速やかに対策を講じることができるよう、この基金を機動的に活用する、としています。


 The Climate & Health Catalytic Fund

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