日本国際交流センター/グローバルファンド日本委員会は、2024年2月に東京芸術劇場にて上演される演劇『インヘリタンス―継承―』を、特別後援団体としてサポ―トいたします。
「インヘリタンス」は、2015~18年のニューヨークを舞台に、1980年代のエイズ流行初期を知る60代と、若い30代・20代の3世代のゲイ・コミュニティの人々の愛情、人生、尊厳やHIVをめぐる闘いを描いた作品です。2018年に英国ロンドンで初演、2019年にローレンス・オリヴィエ賞4部門を受賞、その後、米国ブロードウェイで上演、2020年にトニー賞4部門を受賞するなど好評を博しました。今回、寡作の演出家として知られる熊林弘高氏が上演権をめぐるコンセプト・プレゼンを勝ち抜き、待望の日本での公演が実現したのものです。
エイズをテーマとした演劇やミュージカルは数多く、世界的にヒットした作品もありますが、多くは80年代、90年代のエイズ流行初期を舞台としたものです。この作品は、現代を舞台に、40年以上にわたり流行が続くエイズを長期的な視点でとらえ、その記憶の継承と、現代社会におけるHIV、同性愛、社会の格差などを重層的に描いていることから、後援を決定しました。グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)もその主旨に賛同し、後援団体に加わっています。
詳細は以下のウェブサイトをご覧ください。
◆公式サイト https://www.inheritance-stage.jp/
◆東京芸術劇場のウェブサイト https://www.geigeki.jp/performance/theater350/
日程・会場
2024年2月11日~24日 東京・東京芸術劇場 プレイハウス
3月2日 大阪・森ノ宮ピロティホール
3月9日 福岡・J:COM北九州芸術劇場 中劇場
チケット
上記公式サイトから
[UPDATE] 公開セミナー
世界エイズデーの前日にあたる11月30日(木)に、「インヘリタンス―継承―」の主役を演じる福士誠治さんをお招きし、公開セミナーを開催します。是非ご参加ください。
ブロードウェイ舞台「インヘリタンス―継承―」日本版公演記念セミナー40年のパンデミック:エイズの教訓を受け継ぐ
■日 時:2023年11月30日(木)13:00~16:30(12:40開場予定)
■会 場:東京プリンスホテル2F「マグノリア」(東京都港区芝公園3-3-1|アクセス )
■参加費:無料
■詳細・お申込みはこちら
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[UPDATE] 製作発表会
11月21日に東京芸術劇場にて、主な出演者の皆さんによる製作発表の記者会見が行われました。
◆東京芸術劇場【写真・コメント】製作発表会開催
◆記事 福士誠治らが“エベレスト”登山開始!「インヘリタンス-継承-」熊林弘高演出にもドキドキ
◆動画 福士誠治、田中俊介、新原泰佑ら登壇!舞台『インヘリタンス-継承-』製作発表会見]
原作:マシュー・ロペス
演出:熊林弘高
出演:
福士誠治
田中俊介
新原泰佑
柾木玲弥
百瀬 朔
野村祐希
佐藤峻輔
久具巨林
山本直寛
山森大輔
岩瀬 亮
篠井英介
山路和弘
麻実れい (後篇のみ)
主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
特別後援:公益財団法人日本国際交流センター/グローバルファンド日本委員会
後援:世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)/アメリカ大使館
助成:ビル&メリンダ・ゲイツ財団/Fund for the Global Fund
企画制作:東京芸術劇場
※ビル&メリンダ・ゲイツ財団とFund for the Global Fundは、グローバルファンド日本委員会への助成を通じて本公演を支援しています。