気候変動と健康:COP28関連のグローバルファンドの動き
ドバイで開催されたCOP28では、今回初めて「Health Day」(健康の日)が設けられ、各国の保健大臣を招待した関連会合が開催されました。グローバルファンドの活動ではマラリアが最も気候変動の影響を受ける領域です。COP28に関連してグローバルファンドの情報発信をまとめました。
ドバイで開催されたCOP28では、今回初めて「Health Day」(健康の日)が設けられ、各国の保健大臣を招待した関連会合が開催されました。グローバルファンドの活動ではマラリアが最も気候変動の影響を受ける領域です。COP28に関連してグローバルファンドの情報発信をまとめました。
グローバルファンドのサンズ事務局長は、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラムのセッションで、結核ワクチン開発への期待を述べました。新型コロナウイルスに対しては短期間にワクチンが開発されましたが、結核は100年以上新しいワクチンが開発されていません。現在少なくとも16のワクチン候補があり開発の加速化が課題です。
第8回アフリカ開発会議の開会式において、岸田総理より、日本はグローバルファンドの第7次増資に対し、次の3年間で最大10.8億ドルを拠出することが発表されました。
ドイツは5月20日、グローバルファンドの第7次増資に対する12億ユーロの拠出を含む予算を承認しました。
3月28日、バイデン米国大統領は2023年会計年度の予算教書の中で、グローバルファンドの7次増資への拠出予算として20億ドル、3年間で60億ドル拠出することを求めました。
第7次増資準備会合が、コンゴ民主共和国、ケニア、ルワンダ、セネガル、南アフリカの5か国の大統領が共同主催で、2月23-24日にオンラインで開催されることになりました。
12月11日から12日にかけて、イギリス・リバプールにおいて、本年2回目のG7外務・開発大臣会合が開催され、林外務大臣を含むG7各国の外相及びEU外務・安全保障上級代表が出席されました。
コロナ禍、結核対策プログラムを迅速に適応させて、結核対策を推進したフィリピンの事例を紹介します。
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