今年2月に東京芸術劇場で上演された「インヘリタンス—継承―」。2015~18年のニューヨークを舞台に、エイズとの闘いと3世代にわたるゲイ・コミュニティの人々の愛情、人生、尊厳やHIVをめぐる闘いを描いた作品です。現代を舞台に、40年以上にわたり流行が続くエイズを長期的な視点でとらえ、その記憶の継承と、現代社会におけるHIV、同性愛、社会の格差などを重層的に描いており、グローバルファンド日本委員会は特別後援として公演の成功に寄与しました。(全公演はすでに終了しています。)
6月は、LGBTQ+の権利を啓発する活動やイベントが世界各地で行われる「プライド月間(Pride Month)」です。そのプライド月間の今月、朝日新聞GLOBE+で宮地ゆう編集委員による記事「エイズが変えたLGBTコミュニティー 舞台「インヘリタンス—継承―」が描く歴史」が掲載されました。エイズやLGBTQを扱った舞台に触れ、途上国へと広がっていったエイズの歴史と現状について触れられています。グローバルファンド日本委員会事務局長の伊藤聡子のコメントも掲載されています。
エイズが変えたLGBTコミュニティー 舞台「インヘリタンス-継承-」が描く歴史
朝日新聞 宮地ゆう編集委員 掲載日:2024年6月22日(全文お読みいただけます)
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