グローバルファンドは3月4日付で、支援対象の各国に対し、新型コロナウイルス感染症への対応を示すガイダンス文書を発表しました。エイズ・結核・マラリアへの影響を最小限にとどめるとともに、各国が、グローバルファンドから受け取っている資金の一部を、新型コロナウイルス対策に使えるよう柔軟に対応する指針を示しました。
Guidance Note on Responding to COVID-19
Global Fund Issues New Guidance in Response to COVID-19
(The Global Fund News Release, March 4, 2020)
概要は以下の通りです。
●新型コロナウイルスによるエイズ・結核・マラリア対策への影響を最小限に
各国には、新型コロナウイルス感染症によるエイズ・結核・
必要なことは、ヘルスワーカーの安全確保、三つの感染症とともに生きる人々とのコミュニケーション維持、
●”Grant Flexibility” (柔軟な資金活用)制度の導入により、新型コロナウイルス対策にも柔軟に対応
さらに、
それでも状況が深刻な場合は、さらにグラント総額の5%
●このほか、新型コロナウイルスのワクチン開発を進めるCEPI
(グローバルファンド日本委員会によるまとめ。グローバルファンドウェブサイト掲載の英文文書を正文とする。)