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【夢はじ最終話】ナイジェリアのHIV母子感染予防の要、メンターマザー

2022年11月30日
【夢はじ最終話】ナイジェリアのHIV母子感染予防の要、メンターマザー

 

エピソード3:未来へ命と想いを繋ぐ メンターマザー 本日より公開

西アフリカ沿岸部にあるナイジェリアは、世界で3番目にHIV陽性者数が多く、他国に比べ、子どものHIV新規感染が多いことが長年の課題です。減少傾向にあるとはいえ、2021年には世界最多の約26,000人の子どもが新たにHIVに感染しました*。

このため、同国では、出産時に母親から子どもにHIVが感染する母子感染を防ぐためのプログラムの要として、「メンターマザー」の育成を積極的に行っています。メンターマザーとは、HIV陽性でありながらも、適切な母子感染予防策を受け、HIVに感染していない子どもを出産した経験がある、”先輩ママ”です。同じ経験を持つ女性当事者として、新しい母親らが母子ともに健康に生きていくことができるよう、寄り添い、治療とケアの質を向上させるための支援をしています。

12月1日の世界エイズデーにあわせて公開される本エピソードでは、ナイジェリア最大の都市・ラゴスで、10年以上メンターマザーとして活動するムリカットさんにフィーチャー。27歳の時にHIVと結核の感染が同時に発覚し、一時は生きることを諦めかけた彼女がメンターマザーとして活動するに至った背景を辿りながら、同僚や彼女のサポートを受ける女性、州政府やエイズ対策に取り組むNGOからのインタビューを交え、ナイジェリアにおけるHIVの母子感染を防ぐ取り組みの「今」を追います。

*国連合同エイズ計画(UNAIDS)AIDSinfo

 

 

グローバルファンド20周年記念ドキュメンタリー『何事も夢から始まる』

2002年のグローバルファンド設立から、今年で20年。

設立から20年、グローバルファンドの支援により、5000万の命が救われました。その目覚ましい成果の背景には、数えきれないほど多くの人たちの絶え間ない努力と三大感染症の終息実現への想いがあります。

『何事も夢から始まる』(通称:夢はじ)は、エイズ、結核、マラリア、3つの感染症の終息という夢をもって立ち上がり、命のために闘う人びとが主役のドキュメンタリーシリーズです。

ドキュメンタリーシリーズ開始に合わせて、特設ページも開設しています。
今後公開予定のエピソードの概要や場面カットを紹介していますので、是非ご覧ください。

公開中の #夢はじ シリーズ

特別編(2022年8月24日~公開中)

エピソード1 ベトナム・結核編(2022年9月28日~公開中)
生死をさまよい、今は希望をつなぐ当事者代表へ

エピソード2 エルサルバドル・マラリア編(2022年10月26日~公開中)
夢をかなえたエルサルバドル ~マラリアフリー達成~

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