世界マラリアデーの4月25日に、第7回ゼロマラリア賞(特定非営利活動法人マラリア・ノーモア・ジャパン主催)がグローバルファンド戦略・投資・効果局長の國井修氏に贈ることを発表しました。
グローバルファンドを通じて三大感染症という課題、そしてそのために必須となる途上国の保健医療システムの構築・強化の最前線で活躍されている國井氏の活躍、そして氏の長年にわたる感染症対策への貢献が評価され、今回の受賞となりました。なお、今回の第7回ゼロマラリア賞受賞は、先月の第54回吉川英治文化賞に引き続いての受賞となります。
國井修氏のコメント全文
この度は栄えある賞を賜り、ありがとうございます。私は学生時代にマラリアに罹ったせいか、その後もマラリアの熱は冷めやらず、NGO、大学、外務省、ユニセフを通じて、また現在でもマラリア対策に関わっています。古くて新しいこの感染症は、未だに多くの人々の命と健康を奪っています。さらに、殺虫剤・薬剤耐性、地球温暖化、難民や移民など、以前にも増してマラリアとの闘いは困難を極めています。闘い方はわかっていますし、足りないものもわかっています。大切なことは、途中で気を抜かないこと、状況に応じて介入を賢く組合せること、そのための連携協力を強化することだと思います。この賞を頂き、私もさらにマラリア流行終息に向けて邁進したいと思います。
※國井修氏のコメント全文は、マラリア・ノーモア・ジャパン プレスリリースより抜粋
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