グローバルファンド 新型コロナ対策の国際協働の仕組み「ACTアクセラレーター」に参画

この記事の掲載日 : 2020年05月01日(金) この記事のカテゴリー :



グローバルファンドは、4月24日にWHO(世界保健機関)のもとに立ち上がった国際協働の仕組み「Access to COVID-19 Tools Accelerator」(ACTアクセラレーター)に発足メンバーとして参画し、パートナ―機関とともに、新型コロナウイルス対策の新しいツールの公平なアクセスを加速化させる取り組みを開始しました。

WHOの主導により立ち上がったこの仕組みは、新型コロナウイルス感染症との闘いの決め手となる3つの分野ー診断、治療、ワクチンーの新しいツールの開発、生産、そして公平なアクセスを加速化させるための協働の仕組みです。(5/6更新:右図をクリックしてEUのファクトシートをご覧ください)

新型コロナウイルス感染症との闘いを克服するためには、公衆衛生上の対策を進めるとともに、新しいツールを一日も早く開発し、大規模に生産し、所得レベルにかかわらず世界中のすべての人が公平にアクセスできるようにする必要があります。ACTアクセラレ―ターでは、診断、治療、ワクチンの各分野で、開発、生産、アクセスのそれぞれに強みを持った組織がパートナーシップを組みます。グローバルファンドは、100か国以上の低・中所得国の三大感染症対策を支援してきた知見を活かし、アクセスを担う組織の一つとして参画します。

現在、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、CEPI (感染症流行対策イノベーション連合)、Gaviワクチンアライアンス、グローバルファンド、ユニットエイド(UNITAID)、ウェルカム・トラスト、世界銀行、WHO(以上アルファベット順)などが参加していますが、他の保健分野の国際機関、各国の政治リーダー、政府、経済界、市民社会、学術界などすべてのステークホルダーに協力を呼びかけており、過去に例をみない幅広い協働の仕組みとなる見込みです。

ACTアクセラレーターはこのために共同で資金調達を呼びかけています。これに呼応し、EUを中心に、仏、独、英、ノルウェー、サウジアラビアの共催による誓約会合(バーチャル)が5月4日(欧州時間15時~、日本時間22時~)に開かれ、一連の拠出誓約期間がスタートします。EUの報道資料(5月1日アクセス)によれば、「世界健康危機モニタリング委員会」(GPMB)の試算に基づき、治療、診断、ワクチンで当面80億ドル(75億ユーロ)が調達目標として掲げられ、その結果に注目が集まっています。


Access to COVID-19 Tools Accelerator(ACT Accelerator)に関する情報

●WHOの発表(4月24日)
Commitment and call to action: Global collaboration to accelerate new COVID-19 health technologies
Access to COVID-19 Tools (ACT) Accelerator フライヤー

●グローバルファンドの発表(4月24日)
Global Fund and Partners Unite for Equitable Access to COVID-19 Tools

●EU:5月4日の誓約会合についてのページ
Coronavirus Global Response International Pledging Event

EU報道Q&A
Questions and Answers: The Coronavirus Global Response(2020/5/1アクセス)

●世界健康危機モニタリング委員会(Global Preparedness Monitoring  Board: GPMB) の発表(4月24日)
GPMB Statement on the launch of the Access to COVID-19 Tools (ACT) Accelerator