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世界マラリア・デー前夜にサンズ事務局長の来日記念レセプションを開催

2018年4月25日
世界マラリア・デー前夜にサンズ事務局長の来日記念レセプションを開催

4月24日、グローバルファンドのピーター・サンズ事務局長の来日を記念し、駐日英国大使館との共催でレセプションを開催しました。マデン大使公邸で開催されたレセプションには、駐日アフリカ諸国の大使、塩崎恭久衆元厚生労働大臣(日英21世紀委員会座長)、逢沢一郎衆議院議員(グローバルファンド日本委員会共同議長)ほか、国会議員、関係省庁幹部、企業やNGOの代表など、90名以上のゲストにご出席いただき、英国出身のサンズ氏の就任を祝い、グローバルヘルスにおける日英両国の協力を誓いました。

この日は、世界マラリア・デーの前夜であることから、マラリア・ノーモア・ジャパンのご協力を得て、能楽師狂言方の大藏基誠氏による狂言「蚊相撲」(抜粋)を上演しました。時は室町時代、はやりの相撲取りを召抱えたい大名が、腕自慢の相撲取りと相撲をとりますが、大名は相手に触るか触らないかのうちに目を回して倒れてしまいます。実は「蚊の精」が相撲取りに扮していたのです。大名と蚊の相撲取りの掛け合いがコミカルに表現されたこの狂言は、中世の日本ではマラリアが普通の人々に身近な病気であったことを教えてくれる貴重な舞台です。マラリアは遠いアフリカの話、あるいは太平洋戦争の戦地での話しであると思いがちですが、実は日本人にとっても身近な病気であったことを改めて思い起こさせてくれる貴重な機会となりました。

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