グローバルファンドは、2021年5月11-12日に理事会を開催し、
- ピーター・サンズ事務局長は報告の中で、
- 承認された資金総額が、
前回の3ヵ年における同時期の資金総額を大きく上回っていること 、 - 2021年4月末現在、技術審査委員会(TRP)が、
国別割り当て総額127億米ドルのうち、 約117億米ドルの助成金要請を承認していること、 - TRPが各国からの申請書のうち89%を「良い」または「非常に良い」と評価したこと、
特に、 人権やジェンダーなどの重要分野で高い評価を受ける申請が増えていること、 - 事務局が、リモートワークや、
その中でのパンデミック対応という課題にもかかわらず、 極めて高い水準を維持して運営されていること、 などを強調しました。
- 承認された資金総額が、
また、今年、グローバルファンドのオンライン調達プラットフォームWamboおよび共同調達メカニズム(PPM)を通じて行われたエイズ、結核、
各委員会による報告では、
第7次増資に向けた戦略づくりの中で改めて脚光を浴びたのが、
こうした成果とその意義を確認し、
ピーター・サンズ事務局長は「グローバルファンドは、 パンデミックに対応するためのメカニズムとして設立され、 パンデミックに効果的に対応する方法について多くの教訓を得てき ました。しかし、新型コロナウイルス感染症は、 3つの感染症すべてにおいて対策を後退させています。私たちは、 他の疾病の脅威から、 支援対象となっている地域や人びとを守ることの重みについて、 改めて真剣に考える必要があります」と述べました。
グローバルファンドの理事会は、 パートナーシップによる運営を掲げるグローバルファンドの特長を 反映し、ドナーだけではなく、実施国政府や市民社会、 当事者代表や民間セクターなどが参画し、 様々な立場から活発な議論が行われます。 日本はグローバルファンドの創設以来、 単独理事として参画しています。
本理事会に関するグローバルファンドのプレスリリース(英語)