グローバルファンドは1月26日、保健システム部門(正式名称 “健康のための強靭で持続可能なシステム” Resilient and Sustainable Systems for Health)を担当する部長として馬渕俊介氏を迎えることを発表しました。2022年3月に勤務開始となります。
グローバルファンドプレスリリース
GLOBAL FUND ANNOUNCES SHUNSUKE MABUCHI AS NEW HEAD OF RESILIENT AND SUSTAINABLE SYSTEMS FOR HEALTH
2022年1月26日
馬渕俊介氏略歴
ビル&メリンダ・ゲイツ財団 シニアアドバイザー。東京大学卒業後、JICA(独立行政法人国際協力機構)入構。2007年にハーバード大学ケネディスクール公共政策修士号取得。マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本オフィス、南アフリカオフィスなどを経て、ジョンズ・ホプキンス大学にて公衆衛生修士号、世界銀行在職中に同博士号を取得。世界銀行でナイジェリア、タンザニア、リベリア、シエラレオネ、ソマリアなどサブサハラアフリカ地域の保健医療システム改善のチームリーダーを務める。また、2014-16年に西アフリカで大流行したエボラ出血熱の緊急対策のチームリーダーも務め、流行の収束、エボラ後の強靭な保健医療システムの構築に大きく貢献した。2018年9月よりビル&メリンダ・ゲイツ財団で戦略担当副ディレクター、シニアアドバイザーとして勤務。世界銀行、グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)などへの支援を統括し、また財団内のプライマリーヘルスケア戦略策定の共同リーダーを務めた。2020年10月から2021年4月末まで、ゲイツ財団を休職し、WHOの委嘱による「パンデミックへの備えと対応のための独立パネル」(共同議長ヘレン・クラーク元ニュージーランド首相、ジョンソン・サーリーフ元リベリア大統領)に事務局の中心メンバーとして参画。2022年3月より、グローバルファンドの保健システム部長。