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グローバルファンドのサンズ事務局長 インタビュー掲載(朝日新聞GLOBE)

2021年9月6日
グローバルファンドのサンズ事務局長 インタビュー掲載(朝日新聞GLOBE)

朝日新聞GLOBE(紙面)にグローバルファンド ピーター・サンズ事務局長のインタビューが掲載されました。

 

新型コロナ変異株に対応するには低中所得国への対策支援が急務

2021/9/5付  朝日新聞GLOBE(紙面)15面

2021/9/9付 朝日新聞GLOBE+(オンライン)※9/10追記

(大室一成氏によるインタビュー)

新型コロナ対策において感染を防ぐ効果があるワクチン接種の普及は重要だが、低中所得国での接種ペースが非常に遅く、今すぐ感染を防ぐためには検査やマスク、(重症患者には)医療用酸素など、ワクチン以外の手段を使うことが必要であると述べています。更に、新型コロナがもたらした本当の被害とは、新型コロナで死亡した人たちの数だけではなく、他の病気で亡くなる人が連鎖して増えることだと強調しています。記事の最後では、10月末に控えるローマで開催予定のG20 サミットに参加する各国のリーダーたちへの期待として、世界を誰にとっても安全な場所にするために、最貧国に治療が届くまでに7年かかったエイズと同様の間違いを繰り返すことなく、不平等に対して世界全体で取り組むことや、保健システムを強化し将来の脅威に備えることを求めると述べています。

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