医療制度改革が進むケニアの医療事情に関する毎日新聞の記事の中で、グローバルファンドの役割が紹介されました。
ケニア:医療改革、挑戦 出産の無料化/貧困層にも保険 農村部で資金・薬不足も
毎日新聞(2015年6月17日)
ケニアの人々の最大の死因はエイズであり、グローバルファンドの役割は依然として大きいものがあります。ケニア自身の努力と様々な国際支援の結果、エイズ関連の年間死者数は、2013年までの9年間で6割減少。病院で亡くなるマラリア患者の死亡率も2010年までの10年間で5割低下しています。記事中では、グローバルファンドからの支援を受けた医薬品供給公社「KEMSA」から全国の医療施設に医薬品が配送されていることが紹介されました。
なお、この記事は、去る6月6~14日にJCIE主催で実施したプレスツアー「ケニアの今:保健アクセス格差解消への道のりと日本の役割」に参加いただいた記者による執筆記事です。