グローバルファンドは、アフリカ民間銀行のエコバンク(本社:トーゴ共和国)と第二期の財務パートナーシップ・プログラムを始めたことを発表しました。グローバルファンドから資金を受けているナイジェリアや南スーダン、セネガルにある実施機関の財務管理能力を向上させることを目的とするこのプログラムに、エコバンクは人材の派遣を含め300万米ドルの支出を約束しています。
8月27日に正式にキックオフしたこのプログラムは、ナイジェリア国内で結核やエイズ対策プログラムを実施する6つのNGO職員が12週間にわたり、様々な財務管理の実務研修を受けることになっています。
エコバンク・ナイジェリアが主導する今回の研修には、会計士が国際開発に貢献できるプログラムのAccounting for International Development (AfID)に参加している海外在住のイジェリア出身の会計コンサルタントたちがボランティアで研修の講師を務めています。
このように、グローバルファンドには三大感染症の取組みに企業とのパートナーシップを活用する仕組みがあります。企業は、従来の寄付のほかに、財務の管理、人材の育成、流通網の整備・拡大などに、自社の専門知識やスキルを提供することによって、三大感染症の終息に貢献してます。
詳細は下記グローバルファンドの発表をご覧ください。
Ecobank Collaborates with the Global Fund in Nigeria
August 28, 2015