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国際エイズ学会が日本の貢献を評価

2012年3月22日
国際エイズ学会が日本の貢献を評価

日本政府が世界基金に対する3億4000万ドルの資金拠出を表明したことを受けて、国際エイズ学会(IAS)は3月22日、日本の貢献を評価するプレスリリースを発表しました。

国際エイズ学会(IAS) プレスリリース (2012年3月22日)
International AIDS Society (IAS) hails Japan for its record contribution to the Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria」


和文仮訳(エイズ&ソサエティ研究会議・HATプロジェクトによる仮訳

【2012年3月22日 ジュネーブ】世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)に対し、日本が3億4000万ドルの拠出を決定したことを国際エイズ学会 (IAS)は称賛する。この貢献は過去10年の日本の支援の中でも最大のものだ。

日本は2010年に2億4600万ドルの拠出を約束した。その時点ではそれまでで最大の寄付の約束だったのだが、2011年に壊滅的な震災が発生し、国家非常事態に対応するために拠出額を1億1400万ドルに減らさざるを得なくなった。

「日本はこれまでにも常に世界的なHIV/エイズ対策に貢献してきた」とIASのエリー・カタビラ理事長は述べた。「壊滅的な津波と地震の被害からわずか1年後に、日本が世界基金に対する拠出の増額を約束し、一段と高いレベルの貢献を示したことには心から感謝したい。ご承知のように世界基金は現在、資金調達の面で非常に困難な事態に直面しており、日本の貢献はまさにこれ以上の時はないという時期になされたものだ」 続きを読む

 

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