日本国際交流センターでは日本医療政策機構との共催で、2013年1月より、第5回東京開発会議(TICAD V)のパートナー事業「アフリカ経済成長の鍵グローバルヘルス」と題する連続講座を開催しました。将来の巨大市場としての注目が集まるアフリカで、健康な労働力と市場の持続可能性は重要な問題として認識されてきています。この連続講座では、健康への投資と新市場開拓、保健医療を支える資金と人材、アフリカの水事業、エイズなど感染症のビジネスへの影響、栄養改善への取り組みなどをテーマに5回にわたる講座を丸の内で開催し、アフリカへの投資と健康改善について考える機会を持ちました。
TICADの開催前日の5月31日には、連続講座の集大成として、TICADのために来日した海外のスピーカーも交え、シンポジウム「アフリカ経済成長への鍵―健康への投資」を開催。世界基金のクリストフ・ベン渉外局長はじめ官民パートナーシップの国際機関のスピーカーやアフリカと日本の企業経営者に発表いただき、企業がアフリカの人々の健康増進にどのように関われるか、様々な連携事例を紹介し議論を深めました。
プログラムおよびパネリストの発表要旨は日本国際交流センターのウェブサイトでご覧頂けます。