世界エイズデー特別シンポジウム 開催のお知らせ

この記事の掲載日 : 2012年11月01日(木) この記事のカテゴリー :



世界エイズデー記念特別シンポジウム
ピーター・ピオット ロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長 『No Time to Lose』出版記念

「ウィルスとの闘いの最前線:世界を動かす現場力」

no time to lose cover

ピーター・ピオット著No Time to Lose: A Life in Pursuit of Deadly Viruses

日時:2012年11月29日(木)16:00~18:20
会場:政策研究大学院大学(GRIPS)1F 想海樓ホール
主催:
日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所
(公財)日本国際交流センター/世界基金支援日本委員会

プログラムと参加申し込みはこちらから


1980年代にエイズが報告されて以来、人類とエイズとの闘いは「最も成功したソーシャル・ムーブメント」と言われるほど、広範なインパクトを生み出してきました。医師や科学者だけでなく、政府、企業、NGO、HIV陽性の人々やその支援者など、多くの組織や個人の行動が大きなうねりとなったことで、ついには国際政治を動かし、世界的なレベルで対策が取られるようになりました。こうした経験は、エイズだけでなく他の病気や、貧困や環境などのグローバル課題解決にも教訓を与えています。

本シンポジウムでは、自著『No Time To Lose: A Life in Pursuit of Deadly Viruses』を本年5月に発表したばかりのピーター・ピオット氏(ロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長、前国連合同エイズ計画事務局長)を基調講演に招き、世界的なムーブメントの促進力は何だったのか、エイズの流行を終結させるために今何が求められているのか、お話をうかがいます。

また、第二部では、企業とエイズに着目します。アフリカ投資にエイズはどのような影響を与えているか、さらに、トヨタ自動車を例に企業がアフリカのエイズ問題といかに闘っているか、エコノミストの視点から研究成果をご紹介します。奮ってご参加下さい。 

参加申し込みは特設ページからどうぞ。


ピーター・ピオット (Peter Piot)

ピーター・ピオットロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長
前国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長、元国連事務次長

世界保健機関(WHO)の国際エイズ対策プログラム副ディレクターを経て、1995年から2008年まで、国連の10機関が合同で関わる国連合同エイズ計画(UNAIDS)の初代事務局長として世界のエイズ対策を主導した。国連事務次長を兼務。退任後、英国インペリアル・カレッジ国際保健研究所所長(2009-10年) を経て現職。

1974年にベルギーのゲント大学で医学学位、1980年にアントワープ大学で微生物学のPhDを取得。アントワープ熱帯医学研究所に所属していた1976年、ザイールでエボラウイルスを共同で発見した。これまでアントワープ熱帯医学研究所、ブリュッセル自由大学、ナイロビ大学で微生物学・公衆衛生学教授を務め、ワシントン大学で上席研究員、フォード財団常勤研究員、ビル&メリンダ・ゲイツ財団シニアフェローを務めた。2009年から10年までコレージュ・ド・フランスの”Knowledge against poverty”(貧困と戦うための知識)コース担当教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員教授を務めた。

イギリス医学アカデミーフェロー、米国科学アカデミー外国人会員、フランス国立医科大学およびベルギー王立医学アカデミー選出メンバー、イギリス王立内科医協会フェロー。1995年にベルギー国王アルベール2世より爵位を授与。500を超える論文と16の著書がある。2012年5月に自伝『No Time to Lose: A Life in Pursuit of Deadly Viruses』(W. W. Norton & Company刊)を刊行。母語はオランダ語で、英語のほか、フランス語に堪能。

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