
グローバルファンド 2021年の成果報告書をリリース: 新型コロナによる影響は甚大、しかし19年間の三大感染症対策支援が新型コロナ対策の基盤に
9月8日にグローバルファンドは2021年の成果報告書を公表し、2020年の1年間で達成した成果を発表しました。

9月8日にグローバルファンドは2021年の成果報告書を公表し、2020年の1年間で達成した成果を発表しました。

JICA感染症対策アドバイザーとしてミャンマーの保健スポーツ省で結核・HIVを含む薬剤耐性対策に尽力され、2020年からはグローバルファンドの技術審査委員会 (TRP) の結核エキスパートとしてもご活躍中の宮野真輔さん。臨床、国際機関、行政、と国内外様々なフィールドで医療に携わるなかで得たご経験やTRPについて、そして、新型コロナ対応からの学びや今後グローバルファンドの果たすべき役割についてもお話を伺いました。

「国境なき感染症 私たちの物語」の第8号は、APCASO(アプカソ)のジェフリー・アカバさん。ジェフリーさんは、東京2020オリンピック聖火リレーグループランナー「沖縄発グローバルファンド」の一員でもあります。

エイズ40年、九州・沖縄サミット20年という節目の今年、6月8日〜10日にNYの国連本部にて国連HIV/エイズハイレベル会合がオンラインで開催されました。賛成多数で新たな政治宣言が採択されるとともに、新型コロナウイルスパンデミックの影響も含め、活発な議論が行われましたので、一部をご紹介します。

グローバルファンドは、5月11-12日に理事会を開催し、新型コロナ禍における活動の現状と分析結果を報告するとともに、今後に向けた戦略の方向性について活発な議論を行いました。

当センター職員の石山紀行が、国内外8名のメンバーで構成される聖火リレーグループ「沖縄発グローバルファンド」を代表して、5月1日にグローバルファンド誕生の地・沖縄で聖火リレーを走りました。

「国境なき感染症 私たちの物語」の第5号は、グローバルファンド理事会当事者代表団メンバーで、東京2020オリンピックの聖火ランナーでもある、モーリーン・ムレンガさんです。

「国境なき感染症 私たちの物語」の第4号は、グローバルヘルス分野の世界の指導者のひとり、米国のマーク・ダイブル氏です。

グローバルファンドは1月12日付のプレスリリースで、グローバルファンドが2020年に署名したエイズ、結核、マラリア対策と保健システム強化のための援助供与案件は157件、総額85.4億米ドルとなり、1年間に署名された資金供与額としては過去最高となったことを発表しました。

朝日新聞GLOBE+とのコラボによるインタビューシリーズ「国境なき感染症 私たちの物語」トップバッターは、エリカ・カステヤノスさん。彼女の人生、学び、コロナの時代を生きる私たちへのメッセージをお届けします。


国際開発の専門誌「国際開発ジャーナル」10月号に、伊藤聡子JCIE執行理事/グローバルファンド日本委員会事務局長による寄稿「三大感染症による死亡倍増への懸念:新型コロナの対応に乗り出すグローバルファンド」が掲載されました。