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Global Topics Vol.3 「マラリアの最新動向」

2019年4月25日
Global Topics Vol.3 「マラリアの最新動向」

グローバルファンド日本委員会(FGFJ)では、世界三大感染症であるHIV/エイズ、結核、マラリアを取り巻く国際的な動向や現状・課題等に関する情報を 「Global Topics(グローバル・トピックス)」 として季刊発行しています。

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今日4月25日は、世界マラリアデーです。
マラリアによる死亡者をなくす目的で2007年に世界保健機関(WHO)によって制定され、毎年、マラリア流行の終息を呼び掛けるイベントなどが世界各地で開催されています。

マラリアは、マラリア原虫を持った蚊(ハマダラカ)に刺されることによって感染する病気で、語源はイタリア語の「悪い空気(mal’aria)」に由来すると言われています。平清盛の熱病死もマラリア感染が原因と考えられるなど、日本でも古くは「瘧(おこり)」と恐れられ、昭和初期までは全国各地で流行していました。

世界的にマラリア流行の流行は終息に向けて順調な軌道に乗っていると言えるのでしょうか。グローバル・トピックス第3号はマラリアの世界的な発生動向や課題、流行の終息に向けた切り札について概説します。どうぞご一読ください。

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