日本国際交流センター/世界基金支援日本委員会は、外務省、駐ミャンマー日本大使館、国際協力機構(JICA)、国連エイズ合同計画(UNAIDS)の多大な協力を得て、世界エイズ・結核・マラリア対策基金との共催で、開発途上国に大きな負荷を与えているエイズや結核、マラリアなどの感染症への対応策、それを支える保健システムの強化、経済界の取り組みなどを実地で学ぶために、ミャンマー視察を実施しました。
日本からは世界基金支援日本委員会の議員タスクフォース有志メンバーに加えて、途上国における保健医療課題や企業の社会的責任(CSR)に関心の深い民間企業の経営者にもご参加いただき、ミャンマーにおける世界基金の役割だけでなく、同国の経済社会発展の現状を幅広い視点から捉えるため、同国の国会議員や政府関係者のほか、ミャンマーで活動する国際機関、開発援助機関、国際NGO、同国のNGO、民間企業といった様々なセクターの人々との意見交換を行いました。また、ヤンゴン市内の病院や森林地帯にある村を訪れ、感染症に苦しむ当事者やその治療にあたる医師、草の根で活動する現地の保健医療従事者、そして彼らの育成を支援するJICAの専門家との懇談の機会も設けました。 詳細は以下の視察報告をご覧ください。
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- はじめに
- ミャンマーの三大感染症
- 民政移管後の変化と国際支援の必要性
- 世界基金のモデルを援用:海外からの保健関連援助の調整委員会を設置
- 治療薬が効かない薬剤耐性結核とマラリアの脅威
- 持続可能な発展のための人材育成
- 企業やNGOなどの民間の役割
- 保健医療と社会課題:エイズと貧困、偏見
- 参加者
- 日程
- はじめに
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