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設立経緯

2000年
1月:国連安全保障理事会で、アフリカのエイズ問題が議題として取り上げられ、歴史上はじめて保健医療問題が安全保障上の脅威として討議される
7月:南アフリカ共和国にて国際エイズ会議が開催され、エイズ治療をめぐる先進国と途上国の間の不平等の是正が焦点となる
7月:G8九州沖縄サミットにて、感染症対策の追加的資金調達と国際的パートナーシップ強化の必要性が提唱される
9月:国連ミレニアム・サミット開催、ミレニアム開発目標のゴール6として、エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止が盛り込まれる

2001年
4月:ナイジェリアのアブジャで開かれたアフリカ・エイズサミットにて、コフィ・アナン事務総長による感染症対策基金の呼びかけ
5月:ブッシュ大統領、米国政府による感染症対策基金への2億ドル拠出表明
6月:国連エイズ特別総会にて世界エイズ保健基金の設立支持表明
その後、G8諸国による資金支援が相次いで決定 (日本は小泉首相訪米時に2億ドルの拠出表明)
7月:G8ジェノバサミットにて、エイズ、結核、マラリア対策のための基金設立合意
その後、拠出国、低中所得国、NGO、民間財団、国際機関等で構成されるワーキンググループで設立準備が進められる

2002年
1月:世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド) スイスジュネーブに発足