グローバルファンド理事会、新戦略(2023-2028年)を承認

  • 2021年11月10日(水)

この記事の掲載日 : 2021年11月11日(木) この記事のカテゴリー :



グローバルファンドの理事会は11月8日~10日に開催された第46回理事会を通じて、グローバルファンドの新戦略(2023-2028年):Fighting Pandemics and Building a Healthier and More Equitable World(パンデミックと闘いより公平で健康な世界を構築)を承認しました。

Global Fund Strategy (2023-2028): Fighting Pandemics and Building a Healthier and More Equitable World

・Board Decision Document(

・Executive Summary(

・Strategy Framework(

 

 

 

2020年はグローバルファンド発足以来、毎年順調に伸びてきたエイズ・結核・マラリア対策の主要な指標上の実績が初めて前年の実績を下回りました。2030年までに三疾患の流行を終息させるという持続可能な開発目標 (SDGs)までわずか8年という時期に、新型コロナウイルス感染症によって三疾患対策の進捗は大きく軌道からそれました。グローバルファンドはこれらの難題に対して、三疾患対策の進捗を軌道を戻し、SDGsに掲げるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に貢献するための新しい戦略を策定しました。

新戦略では、事業実施国の政府、市民社会、技術パートナー、開発パートナー、民間セクター、そして三疾患の影響を受けている人々やそのコミュニティからなるグローバルファンド特有のパートナーシップを核とした強みと比較優位を活用し、パートナー各々の役割や責任を明確にして協働、相互補完しながら、人々やコミュニティを中心に据えた包括的支援や、エイズ・結核・マラリアの三疾患対策の実施を最速化し効果を最大化すること、健康のためのより強固な保健システムの構築の支援、パンデミックへの備えを強化していくことを示しています。

新戦略の特徴

グローバルファンドの主たる目的はエイズ、結核、マラリアの終息であり、グローバルファンドはパートナーシップとして機能し、事業実施国の政府や三大感染症の影響を受けているコミュニティ、ステークホルダーが三疾患との闘いに必要な医療手段やツールを活用することにより、目的達成を目指します。以下は、グローバルファンドのパートナーシップの新戦略のうち、実施の加速を促す10の例です。(各項目の詳細はエグゼクティブ・サマリーをご参照ください。)
  1. 三疾患すべてにおいて、予防をより強化
  2. 人々を中心とした包括的な保健サービスに注力
  3. コミュニティ・システムの強化と統合をより体系的に支援
  4. 三疾患とともに生き、影響を受けているコミュニティの役割と発言力を強化
  5. 不平等、人権およびジェンダー関連の障壁に対処するための活動を強化
  6. 対策プログラムとそれを支える資金の持続可能性をより重視
  7. イノベーションの公平な展開とアクセスを促進することにより注力
  8. データに基づく意思決定をより重視
  9. 将来のパンデミックへの備えと対応においてグローバルファンドのパートナーシップが果たせる、また果たすべき役割を明示
  10. 戦略の全ての側面において、グローバルファンドのパートナーの役割と責任を明示

 

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