日本政府 グローバルファンドに3億3930万ドル拠出

この記事の掲載日 : 2019年03月22日(金) この記事のカテゴリー : ,



日本政府は3月19日、2018年度補正予算からの支出として、グローバルファンドに対し 3億3930万ドル を拠出しました。これは、グローバルファンド第5次増資(2017~19年分の資金調達)に対し、日本が2016年5月、G7伊勢志摩サミット前に発表した8億ドルの拠出誓約の一部としての拠出となります。

3月20日のグローバルファンド日本委員会(FGFJ)15周年記念イベントへの出席のためにピーター・サンズ グローバルファンド事務局長が来日した機会にあわせ、グローバルファンドは日本政府の今般の拠出を歓迎するニュース・リリースを発信し、日本の揺ぎないサポートに対して、改めて深い謝意を表しました。

グローバルファンド ニュース・リリース
Japan Makes Significant Contribution to Global Fund Eng | 和文
2019年3月21日

リリースの中で、FGFJ共同議長・議員タスクフォース代表幹事である逢沢一郎衆議院議員は、「三大感染症と闘っている世界中の人々を助けるため、日本政府と日本の国民が支援を強化してきたことを大変嬉しく思います。我々、議員タスクフォースとしても、三大感染症の流行の終息とすべての人々の健康増進という国際目標の達成に日本が大きく貢献できるよう、引き続き取り組んでいく所存です」と述べています。

 


日本からグローバルファンドへの拠出

グローバルファンドは3年に一度、資金調達を行い、これを増資と呼んでいます。

2016年5月、G7伊勢志摩サミットの開催直前に、安倍首相はグローバルファンドの第5次増資(2017-19年分の資金調達)に対し日本政府として総額 8 億ドルの拠出を誓約しました。前回の第4次増資(2014-2016年)に比較すると日本円にしておよそ46%の増額にあたり、各国政府を含む公的機関による拠出表明の中では最大の増加率でした。本年3月に3億3930万ドルを拠出したことにより、第5次増資での日本の合計拠出額は約7.93億ドルとなり、2019年中に残額の支払いが実行されれば、誓約した8億ドルの拠出を増資期間である3年以内で完遂する見込みです。

日本は現在グローバルファンドの第5位のドナー国で、今回の拠出を含め累計約34億5900万ドル(約3616億円)を拠出しています。グローバルファンドを通じて、途上国のエイズ・結核・マラリア対策と、強靭で持続可能な保健システムの構築を支援し、グローバルファンドのパートナーシップが2017年末までの16年間で2700万人の命を救うことに貢献してきました。

本年2月のインドでの増資準備会合を皮きりに、各国から次の第6次増資(2020-22年分の資金調達)の誓約が始まっており、G20議長国でありユニバーサル・ヘルス・カバレッジを主導する日本にも、拠出への期待が高まっています。第6次増資についてはこちら