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ピーター・サンズ氏、グローバルファンド事務局長に着任

2018年3月5日
ピーター・サンズ氏、グローバルファンド事務局長に着任

2018年3月5日、ピーター・サンズ氏がグローバルファンドの事務局長に着任しました。金融経済分野での造詣およびグローバルヘルス分野での知見と人脈に期待が集まっています。ピーター・サンズ事務局長は4月23日、24日に来日される予定です。

peter sands
就任初日、職員に向けて、今後の方針や目標などについて話すサンズ事務局長。

 ピーター・サンズ事務局長の略歴

英国外務省、マッキンゼー・アンド・カンパニーでの勤務を経て、新興国・地域を主なマーケットとする英スタンダード・チャータード銀行グループの最高財務責任者に就任。2006年から2015年まで同行の最高経営責任者として、事業や利益を拡大し、政府援助を受けず欧州経済危機を回避したことで知られる。任期中、発展途上国の保健に重点を置く同銀行のCSRプログラムを統括し、寄付やロジスティック支援などエイズやマラリア対策に貢献した。その後、グローバルヘルス分野に身を投じ、ハーバード・グローバルヘルス研究所およびハーバード大学ケネディ・スクールのモサヴァー・ラーマニ政治経済センターのリサーチフェローに就任。金融界での豊富な経験を生かしグローバルヘルス財政分野で活躍、2015~2016年には、米国医学アカデミーの「グローバルヘルス・リスクフレームワーク委員会」の委員長、2016~2017年には、世界銀行の「パンデミックに備えるファイナンスに関する国際ワーキング・グループ」の議長を務めた。2017年11月のグローバルファンド理事会で事務局長に選出され、2018年3月5日にグローバルファンド事務局長に就任。
オックスフォード大学卒業、ハーバード大学大学院公共経営学修了。

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