アフガニスタン 女性看護師たちの挑戦

この記事の掲載日 : 2017年03月09日(木) この記事のカテゴリー :


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アフガニスタンでは、看護師になることは職業を選ぶ以上のことを意味しています。それは命を繋ぐための勇気ある行動であり、社会・文化の規範への挑戦でもあります。

この動画は、グローバルファンドと国連開発計画(UNDP)が支援するアフガニスタンの看護学校に通う女性、アビダさんの話です。アビダさんの出身地、アフガニスタン東部ヌーリスターン州では治安が悪く、医療従事者の人数が極端に少ないのです。また、山岳部で道路も整備されていないため、保健医療施設の数も限られています。

保健医療施設へのアクセス問題、施設と医療従事者の不足などが原因で、アフガニスタンは妊産婦と乳幼児の死亡率が世界で最も高い国の一つです。世界保健機関(WHO)によると、アフガニスタンでは40%の保健医療施設に女性職員がいません。男性家族の付き添いなしで女性が男性医療従事者から治療やケアを受けられない社会にとって、これは大きな課題です。

アフガニスタンでは、若い女性が家の外で勉強や仕事をすることはあまり認められていません。しかし、アビダさんは家族を説得し、2年間の研修を受けました。アビダさんと200名の卒業生は、それぞれの出身地に戻り、最も貧しい村で看護師として働き始めます。アフガニスタンの状況は、少しずつ改善の方向に向かっています。