欧州委員会 グローバルファンドに4億7000万ユーロの拠出を表明

  • 2016年3月3日(木)

この記事の掲載日 : 2016年03月03日(木) この記事のカテゴリー :


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欧州委員会は、グローバルファンドの第5次増資(注)に4億7000万ユーロの拠出を表明しました。これは前回増資の拠出金より1億ユーロ増え、27%の増加になります。

今回の拠出表明はグローバルファンドの第5次増資において初めての拠出表明であり、グローバル・ヘルスにおける欧州の強いリーダーシップが示されました。拠出表明された4億7000万ユーロは、グローバルファンドが支援する感染症プログラムを通じて、1200万件の新規感染を回避し、三大感染症から30万人の命を救うことができます。

欧州委員会は、グローバルファンドが2002年設立されてから一貫して強い支持を示しており、日本と同様の主要ドナーです。今回の拠出発表を通じて欧州委員会は、より強靭な保健システムが作られ、女性や脆弱な立場にいる人々にも医療サービスが受けられるよう、他の国に対して拠出金の増加を呼びかけています。

グローバルファンドのマーク・ダイブル事務局長は、欧州委員会の拠出表明に対し感謝した上で、難民危機や気候変動といったグローバルな課題に直面しているヨーロッパだからこそ、社会の安定や教育、機会の拡大と密接に関係する感染症の制圧は最優先課題であると述べました。

詳細は下記ニュースリリースをご覧ください。

グローバルファンド(2016年3月3日)
Major Pledge by European Commission Signals Strong Replenishment for the Global Fund

欧州委員会(2016年3月3日)
Major increase in EU’s contribution to improve global health


(注)グローバルファンドは3年に一度、三大感染症対策のために世界から資金を調達する「増資」を行っています。今年は、2017年から2019年の3年間の資金を調達するための第5次増資会合が開催される予定です。昨年12月に発表された報告書では、2030年までに三大感染症の流行を終結するために、グローバルファンドの支援を受ける中低所得国が2017~2019年の3年間に必要とする資金は970億ドルと推計されています。各国の国内予算や二国間援助など国際支援もありますが、グローバルファンドは第5次増資でこのうち130億ドルの調達を目標にしています。