ダボス会議にて菅元総理記者会見:日本の拠出は大幅増額へ

この記事の掲載日 : 2012年01月26日(木) この記事のカテゴリー : ,


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2012月1月26日、スイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)における世界基金に関する記者会見の席上、菅直人元内閣総理大臣より、日本政府として2012年に3.4億ドル(注) を世界基金に拠出すべく、現在、国会審議中であることが発表されました。

国会で予算が承認されれば、日本の世界基金への拠出としてこれまでの最高額となります。日本政府は、2010年9月の国連MDGsサミットで発表した「菅コミットメント」の一環として、2011年以降当面、世界基金に対する8億ドルの拠出を公約しており、今回の拠出はその一部となります。

菅総理大臣とともに会見に臨んだビル&メリンダ・ゲイツ財団のビル・ゲイツ共同議長からは、約束手形の手法を活用した世界基金に対する新たな拠出も発表されました。欧州債務危機による世界経済停滞により三大感染症対策のための資金調達が伸び悩むなか、設立10周年を迎えた世界基金に対し、日本とゲイツ財団から新たなコミットメントが表明されたことは、世界基金の活動を拡充する上で、重要な意義があるものとなります。

(注)昨年末に閣議決定された平成23年度第4次補正予算案および24年度当初予算案に計上された世界基金への拠出の合計額(日本円では約295億円)。

参考:

  • 日本政府の世界基金に対する累積拠出額は2011年末時点で約14億205万ドルとなります。
  • 2010年9月に「菅コミットメント」として公約した日本政府の世界基金第3次増資に対する8億ドル拠出誓約のうち、第1回分として1.14億ドルが2011年3月に拠出されています。