G8北海道洞爺湖サミットの成果

この記事の掲載日 : 2008年07月10日(木) この記事のカテゴリー :



2008年7月7日-9日に開催された北海道洞爺湖サミットにおける保健関連の成果文書が発表されました。保健・感染症分野での採択内容は、開発・アフリカ関連のコミュニケ(45, 46)および、「国際保健に関する洞爺湖行動指針-G8保健専門家会合報告書」に取り上げられています。世界基金を通じた資金投入により250万人以上の命を救うことが可能となったことが明記され、2000年の九州沖縄サミットが契機となり誕生した世界基金は「G8の大きな成果」であるとされています。
今回のサミットでは、保健関連MDGsの達成に向けて、感染症対策、母子保健、保健従事者の育成を含む保健システム強化に取り組むことがG8で合意されました。感染症分野では、昨年のハイリゲンダム・サミットで合意された感染症支援のための600億ドルの支援は、時間枠が必ずしも明確でなかったことから、今回の北海道洞爺湖サミットにて5年間で供与するとの目標が明確化されました。また、エイズ、結核、マラリア、ポリオに関する各国のコミットメントを遂行すること、HIV/エイズのユニバーサル・アクセスにむけて共同で取り組むこと、またマラリア予防のため2010年までにG8として1億張りの蚊帳を提供することなどが合意されました。世界基金はG8諸国の感染症に対するコミットメントを歓迎するプレスリリースを発表しています。